浪江町が復興功労者を表彰

 

浪江町は11月3日、東京電力福島第一原発事故による避難指示解除前から
町内で新聞配達を再開し、生活環境向上に貢献したとして、
浪江新聞販売センターの林富士雄社長(52)と
鈴木新聞舗の鈴木裕次郎社長(27)を「復興功労者」として表彰した。

2人は町の帰還困難区域を除いた避難指示が解除される
2カ月前の2017年1月から福島民報などの新聞配達を再開した。

第48回町功労者表彰式が3日、
町地域スポーツセンターで行われ、吉田数博町長から表彰状を受けた。
林社長は「地元復興のためにしたことが評価されてうれしい。
今後の励みになる」と喜んだ。

鈴木社長は「町民の声があってこその再開だった。
表彰され、報われた思いだ」と笑顔を見せた。

今年は功労3人、復興功労15人、善行2人を表彰した。

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