バイオマス発電所完成 田村市産業団地、来春から営業運転

 

田村バイオマスエナジーが田村市大越町の市産業団地に建設していた、田村バイオマス発電所が完成した。2021年春から営業運転を始める。
12日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。

式には約70人が出席した。
同社の小檜山良一社長が「発電事業を通して林業の発展に尽くしたい。地域に深く根差した企業を目指す」とあいさつした。本田仁一市長が祝辞を述べた。

同社は、廃棄物処理やリサイクル事業、再生可能エネルギー事業などを手掛けるタケエイ(本社・東京都)のグループ企業。グループとして5カ所目の木質バイオマス発電所となる。中通りを中心とした県内の未利用間伐材などを燃料とする。

発電出力は最大毎時7100キロワット。
年間にすると、一般家庭約15,620世帯分に当たる。売電先は東北電力。

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