福島県内1人死亡、38人感染 18人は経路不明 新型コロナ
県は新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた九十代男性の死亡と、三十八人の新型コロナ感染が確認されたと八日、発表した。男性の死亡は六日、三十八人の陽性は七日に確認された。七日現在の入院者数は予定を含め二百七十五人となり、病床使用率は58・6%と四日連続で過去最高を更新した。「ステージ4(爆発的感染拡大)」の指標の一つ「確保病床の50%以上」を上回っている。
県内の感染者は累計千百四十人、死者は累計二十八人となった。八日発表の感染者三十八人には、国内プロバスケットボールBリーグ二部の福島ファイヤーボンズの選手一人が含まれている。下郷町では初めて感染者が確認された。
三十八人のうち十八人の感染経路が不明となっており、感染経路不明者が増加傾向にある。県は年末年始の移動に伴った感染が要因の一つだとしている。
八日発表の三十八人の内訳は次の通り。
◆8日発表(7日判明分)。
福島市・5人=20代会社員女性、20代パート従業員女性、50代会社員男性、30代会社員男性、90代無職男性▼いわき市・4人=20代会社員男性、60代無職女性、90代無職女性、20代会社員女性▼郡山市・8人=30代会社員男性、10代女性、10歳未満女性、50代会社員女性、80代無職女性、30代男性、10代会社員女性、20代男性▼大阪府・1人=50代会社員男性▼千葉県・2人=20代無職女性、20代会社員男性▼白河市・1人=40代会社員女性▼須賀川市・5人=50代会社員男性、40代無職女性、10代学生男性、20代会社員男性2人▼会津若松市・7人=30代会社員女性、20代公務員男性、40代会社員女性、30代会社員男性3人、60代自営業男性▼猪苗代町・1人=10歳未満未就学女児▼南相馬市・2人=10代学生女性、20代学生男性▼西郷村・1人=30代会社員女性▼下郷町・1人=40代女性