綿あめ作りへ準備 地元産果実を使用 ふたば未来学園高生 3月イベントで販売
広野町のふたば未来学園高の生徒は広野町産のミカンや楢葉町産のユズを使った綿あめ作りの準備を進めている。東日本大震災から十年を迎える三月に町内で開かれるイベントなどで販売する。
地元の農家を応援しようと、同校のスペシャリスト系列商業を選択する三年生九人が企画した。果汁を使った綿あめ「フルーツわたあめ」づくりに取り組む埼玉県小鹿野町の大平戸農園の大谷紀浩代表からオンラインで作り方を学んでいる。
林美夏海(みなみ)さん(18)は「指導を受けうまく作れるようになってきた。子どもたちに喜んでもらえるとうれしい」と語った。