立春・124年ぶり1日早く 早咲き紅梅見頃 いわき・梅林寺
三日は二十四節気の一つ「立春」。暦の上で春の始まりとされる。地球が太陽の周りを回る公転周期の関係で、百二十四年ぶりに例年より一日早くなった。
いわき市常磐水野谷町の梅林寺では、早咲きの紅梅が見頃を迎え、来訪者に一足早い春を感じさせている。
境内には約百七十本の梅の木があり、最盛期の二月下旬から三月上旬にかけて紅白の花が山の斜面を埋め尽くすように咲き競う。
登嶋泰雄(としま・たいゆう)住職(75)が寺の名前にちなみ、植栽を進めた。