四倉工場に美術作品 東新工業 テーマ「時空を繋ぐ いわきの光と風」

 

【福島民報ニュース】

携帯電話や自動車の電子部品をめっき加工している東新工業(本社・横浜市)が、いわき市四倉町のいわき四倉中核工業団地に整備している四倉工場に、県内外八人のアーティストが協力して完成させた美術作品が設置された。

見学会でコンセプトを紹介する川辺代表(左から5人目)と参加アーティストら

 テーマは「時空を繋ぐ いわきの光と風」。山崎慎介社長の「従業員のモチベーションが上がり、家族が誇りを持てるような楽しい工場にしたい」との思いを受け、企画を依頼された櫂建築設計事務所(東京都)の川辺晃代表が工場のコンセプトに合わせてプロデュースした。

 地域と会社をつなぎたいという思いと、部品をつなげるめっき加工という同社の手法にかけ、「つなぐ」をテーマにした現代美術やステンドグラス、抽象彫刻作品が並ぶ。入り口には同市小川町産の「いわき桜みかげ」を使用した「桜門」と、同町の工事現場から地元の堀江工業が採掘し、譲り受けた直径約2.7メートル、重さ25トンの卵石(御影石)が配置されている。

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