津波の爪痕今なお 請戸小、震災遺構へ 浪江

【福島民報ニュース】

浪江町教委は4日、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた請戸小を報道陣に公開した。震災遺構として2021(令和3)年度の一般公開を目指し、内外装工事が今月中旬から始まるため、改修前の姿の公開は最後となった。

報道陣に公開された請戸小1階の職員室。
電気設備が倒れるなど津波の爪痕が生々しく残されていた

請戸小は2階建てで海岸から200~300メートルの場所にある。
児童93人は全員無事だったが、津波は地上10メートルの高さに達し、2階の床まで浸水した。

1階は天井や壁が剥がれ、鉄筋がむき出しだ。窓枠はひしゃげ、ガラスはない。職員室では、校内放送などで使う高さ2メートルの大型電気設備(複合盤)が倒れたまま残っている。体育館では塩害が進み、床も陥没していた。さびたスコップや朽ち果てた椅子が9年半の時の経過を感じさせる。

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