東京商工リサーチによると、福島県内で就職支援・キャリア教育を手がける株式会社向日葵（郡山市）と関連会社である株式会社ひまわりキャリアサービス（郡山市）は、5月14日に事業停止し、債務整理手続きに入った。
負債総額は2社で3億円。

株式会社向日葵は、福島県内で就職支援やキャリア教育などを手掛けたほか、官公庁より再就職セミナーや若年者地域連携事業を受託し、2018年9月期には売上高1億6300万円を上げていた。また、関連会社の向日葵キャリアサービスも就職支援事業を手掛け、官公庁や企業団体が実施するセミナーへの講師派遣などを主体とし、2019年5月期には売上高1億5000万円を計上していた。

しかしながら、2019年の台風19号による水害で被害を受けたほか、新型コロナウイルス感染拡大により受託していた案件が休止となったことから資金繰りが悪化し、今回の措置となった。

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