東日本大震災・原子力災害伝承館 職員のユニホーム製作

 

【福島民報ニュース】

20日に双葉町中野地区に開所する県のアーカイブ(記録庫)拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」と、衣料製造販売のハニーズホールディングス(本社・いわき市)が連携し、伝承館職員のユニホームを製作した。
7日、現地でお披露目した。

ブルゾン(左側)とシャツ(右側)を着る伝承館スタッフ。
左から2人目はユニホーム担当の加井さん

伝承館職員の「福島を発信する施設。地元企業と協力してユニホームを作りたい」との提案を受け、ハニーズがデザインと製造を手掛けた。
福島の豊かな自然や復興に向けた希望、未来をイメージした緑色の夏用シャツと秋冬用のブルゾンを用意した。

シャツは双葉ダルマや魚、花、野菜といった双葉郡の特産をあしらった。色は深い緑と、今年の流行色とされる薄緑の「ミントグリーン」の二種類。
ロゴを外し、伝承館グッズとして一般販売を予定している。

ブルゾンは緑とミントグリーンを配色。ファスナーとロゴに海を連想した青色を取り入れた。伝承館からの提案で、防災をイメージする反射材を肩に着けた。

ユニホーム製作を担当した伝承館事業課の加井佑佳さん(24)=大熊町出身=は「みんなで着ると一体感が生まれ、すがすがしい気持ちになる。来館者に感動してもらえるよう開館の準備をしたい」と意気込んだ。

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