首里城再建を応援 いわき・16日からチャリティ展
【福島民報ニュース】
いわき市のいわきアート集団と、いわき陶芸協会の有志らでつくる「いわきアート嬉シーサー実行委員会」は16日から、市内のギャラリー界隈で「沖縄首里城再建チャリティ展」を開く。とんぼ玉作家・葉田野真佳(みちか)会長は「シーサーがつないでくれた縁を今こそつなぐ」と協力を呼び掛ける。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の2013(平成25)年、沖縄の守り神として知られるシーサーを復興のシンボルとして贈るため、那覇市の委託を受けた協働大使2人が、同市を訪れた。2人はたまたま入った飲食店で葉田野会長を紹介され、シーサーの寄贈先について相談したという。シーサーの贈り主は、葉田野会長が家族で沖縄に住んでいた際に親しくしていた陶工、新垣光雄さん親子だった。偶然が重なり、いわき市に160センチの「てぃーだシーサー」が届けられる運びとなった。
同委員会は寄贈を縁に結成された。2015年には那覇市で交流展を開催するなど、交流を深めた。昨年10月の首里城火災を受け、委員の多くから「力になりたい」という声が上がるようになった。
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