山形、新潟の「県民割」利用可 3県連携の宿泊補助、15日開始

 

【福島民報ニュース】

福島、山形、新潟の3県は15日から、各県民限定の宿泊費補助事業を3県民が共通で利用できる取り組みをスタートさせる。新型コロナウイルスの影響を受けた観光業を支援するため、感染対策を講じた上で隣県の観光客も呼び込み、地域経済の再生につなげる。8日、南相馬市原町区のラフィーヌで開かれた三県知事会議で合意した。

「県民宿泊割引共通利用キャンペーン」と銘打ち、10月31日まで展開する。割引内容や申し込み方法など主な概要は【表】の通り。福島県民は現在県内で展開している「県民割」に加え、山形、新潟両県のキャンペーン対象宿泊施設に割安で泊まれるようになる。割引は宿泊先の県のキャンペーン内容が適用される。

山形県の対象宿泊施設は約370施設。
ホームページで詳細を紹介している。新潟県で割引を受ける場合は同県旅行業協会(トップトラベル新潟)または新潟県宿泊キャンペーン事務局に電話し、宿泊先や日程を申し込む。

福島県は山形、新潟両県民向けに新たに1万泊分を確保した。
2020(令和2)年度一般会計当初予算の予備費を充てた。

落ち込んだ地域経済の活性化を推進するには隣県同士の連携が必要と判断した。引き続き、県民や事業者に感染防止対策の徹底を呼び掛けながら、各地域の魅力を伝える。

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【問い合わせ先】

福島県:
県民宿泊助成事業お問い合わせ専用コールセンター
0570-000-337

山形県:
県民泊まって元気キャンペーン事務局
023-666-3215

新潟県:
新潟県旅行業協会(トップトラベル新潟)
025-285-2400
新潟県宿泊キャンペーン事務局
025-364-1791

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