効果的な「伝え方」学ぶ ふたば生徒会ビデオ会議

 

ふたば生徒会連合のビデオ会議は11月10日開かれ、双葉郡の中学校の生徒会役員が福島民報社の社員から伝え方の工夫を聞いた。

 生徒らは12月5日、県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会がオンラインで開く「ふるさと創造学サミット」に参加する。サミットでは20年後の古里を新聞形式で発表する企画があり、その準備として効果的な伝え方を学ぶオンラインのビデオ会議を開いた。

 各校の生徒約20人は川内村の川内中を訪れた福島民報社の渡部育夫地域交流部長から、要点を最初に書く文章構成、写真やイラストの使い方などを聞いた。新聞記事に見出しを付け、発表する体験にも取り組んだ。

 川内中生徒会書記の菅波海斗さん(14)=2年=は「写真やイラストのバランスが大切だと気付いた」、会計の遠藤麗衣さん(13)=同=は「サミットでは地元に関心を持ってもらえるように分かりやすく発表したい」と語った。

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