小高避難指示解除から4年 亡き妻、心はともに 白岩守さん

【福島民報ニュース】

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が2016(平成28)年7月に南相馬市小高区で解除されてから12日で4年となる。
白岩守さん(61)は同年秋に避難先から小高区に戻った。古里での再出発を喜んだのもつかの間、妻ちどりさんが病に倒れ、48歳の若さで天国に旅立った。帰郷してわずか半年後だった。地元には妻と共に生きた証しが息づく。
「これからも小高に住み続ける」と決意を胸に刻む。

亡き妻と過ごした古里の復興を願う守さん(左)。右は正伊さん、中央は正訓さん

 急な別れだった。守さんは長期間の避難生活による心身の疲れが原因だったと考えている。震災関連死の審査を弁護士に相談したが、認定の壁は高く、断念した。妻の死後、残された家族で支え合いながら生きてきた。心にぽっかりと空いた穴をゆっくりと埋めようとしている。
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