奉納太鼓 復興やコロナ収束祈願 南相馬の円明院

 

南相馬市原町区小浜にある円明院で一日、新春奉納太鼓が繰り広げられ、参拝客らが東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興と新型コロナウイルス感染拡大の収束、世界平和を祈願した。

 地元の和太鼓グループ「相馬野馬追太鼓」のメンバー七人が感染防止のためにマスクを着用し、相馬野馬追などをイメージして作った「疾駆」などの曲を披露した。初詣で訪れた県内外からの参拝客は、迫力あふれる演奏に大きな拍手を送っていた。

 円明院は運気が上がるパワースポットとして知られる。泉智教住職は「昨年はいろいろ大変だったが、今年は良い一年になるよう願っている」と話した。

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