震災後初の町内開催 9日、双葉ダルマ販売会

双葉町の縁起物「双葉ダルマ」の販売会は九日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めて町内で開かれる。いわき市の貸事務所で行われていただるま作りも完了し、古里への帰還を待つばかりとなっている。 

 双葉ダルマは、顔は太平洋の青色で縁取られ、町花の桜や町鳥のキジの羽が描かれているものと、町章をモチーフにした二種類が代表的。町内では新春の風物詩としてダルマ市が開かれ、多くの町民が縁起物のだるまを求めていた。震災後の二〇一二(平成二十四)年からは地元消防団や町民有志が中心となり避難先で継承してきた。 

 今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けダルマ市を中止した。しかし、町民からは「ぜひ買い求めたい」との声が多く、疫病退散の願いも込め規模を縮小した販売会の形で開催することにした。会場は昨年十月に町内に開所した町産業交流センターを選んだ。 

 主役となる双葉ダルマはJA福島さくら女性部協議会双葉支部ダルマ部会の会員八人が、十月初旬から約二カ月かけて約五百個を仕上げた。石田恵美支部長(66)は「震災後初めて町内でだるまを販売できるのを楽しみにしている」と期待を込める。 

 時間は午前九時から午後五時まで。

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