ドローンとAIで救助者捜索 ロックガレッジロボテスで試験

 

 浪江町に支店を置くドローン開発「ロックガレッジ」(本社・茨城県古河市)は八日、南相馬市原町区の福島ロボットテストフィールドで小型無人機(ドローン)と人工知能(AI)を活用した要救助者の捜索試験を繰り広げた。日没前と日没後の計二回行い、環境の変化に対応できるかどうかを確認した。 

 日没前の試験は大規模災害が発生し、ビルの屋上に要救助者が取り残された-との想定で実施した。赤外線カメラや衛星利用測位システム(GPS)を搭載した自動運転のドローンを飛ばし、AIが画像処理して要救助者の位置を特定した。映像を専用レンズに映し出した。 

 岩倉大輔社長は「有事の際に要救助者を一秒でも早く発見できる技術を生み出したい」と意気込んでいた。

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