福島県内高校初クラスター 郡山女大付高バレー部14人

 郡山市は十三日、市内の郡山女子大付高バレーボール部の生徒、教員・スタッフ計十四人による新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターは県内二十六例目で、小中学校や高校での発生は初めて。

 市などによると、同部は二日から七日まで全日本高校選手権(春高バレー)出場のため東京都に滞在していた。感染拡大地域での活動だったため、同校は参加した部員二十五人、教員・スタッフ七人の計三十二人を八日からの一週間、自宅待機とし、健康経過観察を指示した。 

 九日に部員二人が発熱の症状を訴えたことから市がPCR検査を行い、十一日に二人の陽性が判明した。このため、市は残る三十人を濃厚接触者とした。 

 三十人のうち、市内在住の十四人は市が十三日までにPCR検査を実施。十二日に部員一人と教員・スタッフ一人、十三日に部員六人と教員・スタッフ二人の陽性が確認された。四人は陰性だった。 

 一方、市外に住む十六人について、市は所管する保健所に検査を依頼した。その結果、十二日に部員二人の陽性が判明した。残る十四人の検査結果は十四日以降に明らかになる。 

 感染が確認された十四人はいずれも軽症か無症状で、県内の医療機関に入院、または入院予定。 

■県、感染予防訴える

 郡山市の郡山女子大付高バレーボール部で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したのを受け、県新型コロナ感染症対策本部は市保健所による調査に基づき、感染経路の把握を進める。同様の環境での感染を防ぐため詳しい実態をつかんだ上で、県内の学校に感染対策の徹底を改めて呼び掛ける方針。 

 県内の感染状況を踏まえ、県教委は十二日、感染リスクの高い学習活動や宿泊を伴う学校行事などを停止するよう県立学校と各市町村教委に通知している。 

■本県23人感染確認 県発表、12日判明

 県は二十三人の新型コロナウイルス感染が確認されたと十三日、発表した。衣料品販売のしまむらが十二日に発表した棚倉店勤務の従業員一人を含んでおり、新たな感染判明は二十二人。いずれも十二日に陽性が判明した。県内感染者は累計千二百九十九人。 

 二十三人のうち、四人はクラスター(感染者集団)が発生した郡山市の郡山女子大付高バレーボール部の部員または教員・スタッフ。感染経路不明は五人となっている。只見町と鮫川村で初めて感染者が確認された。 

 県発表の二十三人の内訳は次の通り。

 ◆13日発表(12日判明分)▼石川町・1人=40代会社員女性▼須賀川市・1人=10歳未満未就学男児▼南会津町・1人=70代女性▼南相馬市・3人=20代無職男性、50代女性、20代学生女性▼郡山市・2人=30代教員男性、10代学生女性▼いわき市・7人=80代無職女性、60代無職男性2人、70代無職女性、80代無職男性、20代女性、50代会社員女性▼白河市・1人=80代無職女性▼大玉村・1人=10代学生女性▼鮫川村・1人=10代学生女性▼東京都・1人=10歳未満女児▼福島市・3人=40代自営業男性、70代自営業男性、70代無職女性▼只見町・1人=60代会社員男性

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