呑み歩きまっぷ制作 南相馬地酒生産推進協議会

 

 南相馬地酒生産推進協議会(大亀清寿会長)は、南相馬市産の酒米を使ったオリジナル純米酒「御本陣(ごほんじん)」の提供店を紹介するマップ「南相馬の地酒 御本陣 呑(の)み歩きまっぷ」を初めて作った。二十三日の新酒の販売開始に合わせ、市内の宿泊施設や駅で利用者に配布する。 

 マップには、御本陣を提供している飲食店のほか、販売しているスーパーやコンビニ、観光施設を掲載している。歴史や生産者の思いも紹介している。三千部を発行する。南相馬市農政課の担当者は「観光やビジネス出張の際に味わってほしい」と期待を込める。 

 御本陣は東京電力福島第一原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)などを目的に二〇一六(平成二十八)年度から造られている。市内で収穫された酒米「夢の香」が原料で、喜多方市の大和川酒造店が醸している。精米歩合は60%。協議会が販売している。火入れは一升瓶(一・八リットル)二千七百五十円、四合瓶(七百二十ミリリットル)千三百七十五円。無ろ過生原酒は四合瓶千四百八十五円。いずれも税込み価格。 

 問い合わせは協議会事務局の南相馬市農政課 電話0244(44)6809へ。

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