「イノべんとう」制作 26、27日いわきで限定販売 磐城農高、いわき海星高の生徒

 

 いわき市の磐城農高といわき海星高の生徒は福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想にちなんだ弁当「ふくしまイノべんとう」を共同制作した。十八日、いわき海星高で完成発表会が開かれた。

 構想の実現に向け地域を盛り上げようと、福島イノベーション・コースト構想推進機構と県が企画した。

 弁当は、一の巻、二の巻の二種類を制作。いわき海星高で製造されたサバの水煮缶を使った創作料理や、同校の海洋練習船「福島丸」で水揚げされたメカジキを取り入れた一品、磐城農高に昨年完成した最先端の「太陽光利用型植物工場」で栽培されたトマトやホウレンソウを使ったメニューなど、生徒が地場産品や郷土料理にこだわり考案した、十二品を盛り込んだ。コメはいわき産コシヒカリ「いわきライキ」を使用している。

 昨年秋から各校でメニュー考案や試作を重ね完成させた。パッケージのイラストは磐城農高の生徒がデザインを担当。ふくしま応援シェフの松崎博一さんが監修した。

 完成した弁当は二十六、二十七の両日、いわき市小名浜のアクアマリンパークなどで開かれる「スマート農水産業・先端技術体感フェアinいわき」で販売する。価格は税込み千円。事前予約制で二十二日まで受け付けている。

 弁当の詳しい内容や予約方法は同イベントのホームページで確認できる。

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