復興の歩み振り返る 広野でアーカイブ展開幕

 

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う広野町の被害と復興の歩みを振り返るアーカイブ展は一日、町内の二ツ沼総合公園内にあるパークギャラリーで始まった。三十一日まで。 

 震災に伴う津波による被害と原発事故に伴う避難、復興の歩みを町民提供の写真などを使ったパネルで紹介している。会場入り口にはメッセージボードが設置され、来場者がミカンの実に見立てたオレンジ色の紙に復興への願いを記入し貼り付けている。遠藤智町長は「展示を見て思い出すことも多い。十年を受け止め真の復興にまい進していきたい」と語った。入場無料で月曜休館。時間は午前九時から午後三時半まで。

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