浪江の小中学校解体開始 防災拠点など整備検討

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から間もなく十年となるのを前に、環境省は八日、原発事故に伴い休校している浪江町の小中学校の本格的な解体作業を始めた。町からの申請を受け、浪江、幾世橋、大堀、苅野の各小と浪江中の計五校を順次取り壊す。

 この日、幾世橋小のプールから作業が始まり、重機が激しい音を立てて外壁を砕いた。今後、体育館や校舎に取りかかる。同省は工期を未定としているが、工事関係者によると、一般的に更地になるまで半年程度かかるという。

 浪江小は二十五日の聖火リレーで、浪江町ルートの出発点になっており、当面作業しない。

 町によると、幾世橋小、苅野小、浪江中の跡地は防災拠点などが整備される見通し。浪江小、大堀小は跡地利用の検討を進めている。

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