箭内道彦さん監修・巨大人形「モッコ」 5月29日、南相馬で披露

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は九日、公式文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」の概要を発表した。高さ約十メートルの巨大人形「モッコ」を五月二十九日、南相馬市で披露する。

 雲雀ケ原祭場地で開催される県など主催の「ふるさとの祭り2021」と連携した事業。モッコは福島、岩手、宮城、各県の子どもらが製作した。郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんが監修し、南相馬市の原町二小の児童がデザインに関わった。

 五月十五日に岩手県、同二十二日に宮城県を巡回し、福島県入りする。七月十七日に東京都で披露。東北の人々のメッセージや復興の現状を発信する。

 箭内さんは「復興を歩む東北の姿が今度は世界のみなさんに元気と笑顔を送ることができれば」などとコメントした。

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