施設保全へ防災協定 福島県と漁港建設協会県支部

 

 県は九日、災害時の漁港、漁港海岸保全施設の応急対策業務支援に関する防災協定を全日本漁港建設協会県支部と結んだ。

 地震や津波、台風などの災害が発生した時に、漁港の機能を守ったり、応急復旧したりする初動対応の迅速化が狙い。同県支部が災害発生時に県からの要請に基づき、該当する漁港や防波堤といった施設の応急的な対策工事などを行うとしている。対象は釣師浜(新地町)、松川浦(相馬市)、真野川(南相馬市)、請戸(浪江町)、富岡(富岡町)、久之浜(いわき市)、四倉(同)、豊間(同)、小浜(同)、勿来(同)の県内十漁港。

 締結式が同日、いわき市の県小名浜港湾建設事務所で行われた。県小名浜港湾建設事務所の吉田裕司所長、県相馬港湾建設事務所の近内剛所長が長谷川浩一支部長と協定書を取り交わした。

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