「わんぱくパーク」完成 富岡に子育て支援拠点 帰還や定住促進へ 開館祝いテープカット

 

 富岡町が子育て支援の拠点として整備した町地域交流館「富岡わんぱくパーク」は二十八日、町内のさくらモールとみおか北側にオープンした。子育て環境の充実を通して、帰還や移住・定住の促進に結び付ける。

 木造平屋で延べ床面積は八百七十平方メートル。館内はアクティブエリアやバランス遊びエリア、想像遊びエリアに分かれ、大型滑り台や三輪車サーキット、回転遊具などが配置されている。

 プレイリーダーが常駐し、子どもたちの遊びを支援する。ボールプールや竹馬など多様な遊びの体験を通して、子どもの体力向上や運動不足の解消を図るとともに、子育て世代の交流につなげる。

 入館無料。開館時間は午前十時から午後六時までで、毎週火曜休館。原則として親子同伴の利用になる。

 ■開館祝いテープカット

 二十八日は同所で記念式典が行われた。宮本皓一町長が「子育て支援の拠点として地域の交流の場になって欲しい」とあいさつした。高橋実町議会議長、復興庁福島復興局の生沼裕局長、県相双地方振興局の宇佐見明良局長、桂建設の渡辺正義社長が祝辞を述べた。宮本町長らがテープカットし、開館を祝った。

関連記事

ページ上部へ戻る