桜楽しみ、ごみ拾い 広野、楢葉「浜街道ウオーク」

 

 六号国道沿いに咲く桜を楽しみながらごみ拾いをして歩く「浜街道さくらウオーク」は十日、広野、楢葉両町内で開かれた。

 「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」実行委員会の主催、NPO法人ハッピーロードネット、浜通りの各青年会議所の共催。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から十年に合わせて初めて企画した。

 町民や浜通りの各青年会議所の会員、広野町のふたば未来学園中・高バドミントン部の生徒ら約二百二十人が参加した。開会式に続き、参加者はゴミ袋を手に紙くずや空き缶などを拾いながら、楢葉町コミュニティセンターから広野町さくら公園までの約六・五キロの道のりを歩いた。

 国道沿いに植樹された桜の多くは葉桜になっていたが、参加者は青空の下で心地よい汗を流していた。ゴールの町さくら公園では、なみえ焼そばなどが振る舞われ、参加者が親睦を深めた。

 NPO法人ハッピーロードネットの西本由美子理事長は「来年以降も桜の季節に合わせて開催したい」と語った。

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