飛鳥Ⅱが小名浜港に寄港

 

 国内最大級の豪華客船「飛鳥Ⅱ」(総トン数五〇、四四四トン)が十二日、いわき市の小名浜港に入港した。

 全長二百四十一メートル。海面からの高さが四十五メートルでビル十五階分に相当し、総客室数は四百三十六。小名浜港入港は二〇一九(平成三十一)年四月以来二年ぶり。横浜港発着の四泊五日クルーズの途中で寄港した。

 午前七時ごろに、乗客約百三十人を乗せて入港した。岸壁では県マスコットキャラクター「キビタン」や、いわき観光情報ナビゲーター「フラおじさん」らが出迎えた。

 乗客は三春町の三春滝桜やいわき市の白水阿弥陀堂をバスで巡った。その後、小名浜港に戻り、同日午後五時ごろ、横浜港に向けて出発した。

 運航会社の郵船クルーズ(横浜市)によると、事前に乗客全員にPCR検査を行って陰性を確認するなど、新型コロナウイルス感染症対策を取った上でクルーズを実施しているという。

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