磐城壽の酒かすで豆菓子 福島県浪江町の鈴木酒造店×東の食の会

 

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生以来、十年ぶりに古里・福島県浪江町で酒造りを再開させた鈴木酒造店は、看板商品「磐城壽(いわきことぶき)」の酒かすを使った豆菓子「純粕美珠(じゅんぱくびーず)」を開発した。健康志向の高まりや食品ロス解消の観点から注目を集めている。

 震災の被災地で、食を通して地域振興を図っている「東の食の会」が「鈴木酒造店の商品や原料を生かした商品を生み出したい」との地域の声を踏まえ、鈴木酒造店に企画提案し、共同開発した。

 商品名は白く美しい形から名付けられた。食物繊維やタンパク質、ビタミンが豊富に入った酒かすと大豆を組み合わせた。サクっとした食感で、口に入れると酒かすの香りがふんわり漂う。洗練された包装で、贈り物にも合う商品に仕上がった。

 三月二十日の道の駅なみえのグランドオープンに合わせて発売したが、すぐに完売してしまったため、今月十五日に本格販売を開始した。一袋九粒入りで、二百五十九円(税込み)。道の駅なみえの地場産品販売施設「なみえの技・なりわい館」の「SakeKuraゆい」で販売している。

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