棒使い「はいっ」 福島県の都路で高齢者かるた大会 密避けるアイデア
密にならないよう工夫した「かるた取り大会」が二十六日、福島県田村市都路町の「どんぐりの家」で開かれた。棒を使って札を取るユニークな趣向で、地域のお年寄りが楽しんだ。
地元の上道之内ふるさと活性化実行委員会が企画した。高齢者約二十人が二つのグループに分かれ、先端に布を巻いた園芸用の棒で「都路方言かるた」の札を取り合った。
顔が近づいたり手が触れ合ったりといった状況を回避でき、参加者の反応は上々。新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな制限を強いられている中、参加者はにぎやかな時間を共有し、変わらぬ絆を確かめ合った。