16日、福島県郡山市の施設新装 富岡町3・11を語る会 町の姿紹介

 NPO法人富岡町3・11を語る会は六月十六日、郡山市長者にある施設「人の駅 桜風舎」をリニューアルオープンする。同法人に登録している「語り人」の発表を定期的に開催するほか、写真パネルの展示により東日本大震災から復興に向けて歩む福島県富岡町の姿を分かりやすく紹介する。 

 施設は郡山市長者一丁目七ノ一七、さくらビル三階に二〇一五(平成二十七)年七月に開館した。東京電力福島第一原発事故で避難した富岡町民が交流を深めるとともに、県内外の団体から依頼を受け、語り人が震災時の状況を伝える場として活用されている。 

 語り人の発表は主に団体の依頼に合わせて実施しているが、個人の来場者にも気軽に聞いてもらえるよう、リニューアルに合わせ定期開催にする。新たに講演スペースを設け、十七人の語り人が交代で一日四回、二十分程度の発表をする。 

 施設内の展示も充実させる。JR富岡駅や小良ケ浜漁港、富岡高など町内各所で震災前後に撮影した写真を解説とともに並べる。 

 初日の十六日はイベント開催も予定している。同法人の青木淑子代表(73)は「町内外の人の交流の拠点にしたい。復興の状況を知ってもらい、双葉郡に足を運ぶきっかけになってほしい」と語った。 

 施設は毎週月、火、木、金曜日の午前十時から午後三時まで開館しており、青木代表らがリニューアルに向けた準備を進めている。語り部の発表を聞く際は事前に連絡する。問い合わせは同法人へ。 

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