福島県いわき市立美術館、25日まで「Next World」展再開

 

 現代美術の企画展「Next World-夢みるチカラ タグチ・アートコレクション×いわき市立美術館」は一日、福島県いわき市立美術館で再開した。会期は二十五日まで。

 市の新型コロナウイルス感染拡大防止一斉行動の実施に伴い、四月二十九日から臨時休館していた。再開初日は、親子らが来館し、国内外で活躍する草間彌生さんや奈良美智さん、会田誠さんらの作品に見入っていた。学芸員の植田玲子さんは「普段見られない高い価値の現代美術作品を観覧できる良い機会。ぜひ足を運んで」と呼び掛けている。

 企画展は福島民報社と市立美術館の主催、タグチ現代芸術基金、アーツプラス現代芸術研究所、アート・オフィス・シオバラの企画協力。会場には国内有数の現代美術コレクション「タグチ・アートコレクション」と市立美術館が収蔵する絵画や彫刻、映像作品など百十二点が展示されている。

 五月二十九日から七月四日まで同館で開催予定だった「クレパス画名作展」は中止した。

■ガイド

▽会場=いわき市立美術館

▽会期=6月25日まで

▽時間=午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)

▽休館日=毎週月曜日

▽観覧料=小中学生300円、高校・高専・大学生500円、一般1000円

▽主催=いわき市立美術館、福島民報社

▽問い合わせ=いわき市立美術館

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