自然と共生4神に願う ふすま絵完成 台風19号被災・いわきの常勝院

 

 二〇一九(令和元)年の台風19号で被災した福島県いわき市平中平窪の常勝院に、自然災害の守り神として表現した風神・雷神・雨神(うじん)・陽神(ようじん)のふすま絵が完成した。十三日には、同院でお披露目式典が催された。

 作者はアメリカの人気キャラクター「スヌーピー」と漢字を組み合わせた作品を手掛けている大谷芳照さん(YOSHI)。被災前に同院を訪問した経験が縁となり制作した。

 自然との共生を表現するため、従来の風神・雷神に、独自に考案した雨神と陽神を加えた。ふすま絵は四枚合わせて幅四・四八メートル。和紙に金墨液や多層塗りで描き、数カ月を要して完成させた。

 式典では大谷さんが「人が自然と向き合う必要を感じて描いた。多くの人に見てもらいたい」と作品に込めた思いを述べ、除幕した。横山智俊住職が法要を行った。

 ふすま絵は今後、本堂奥にある書院のふすまとして一般公開される。常勝院は公開時期を調整している。

 問い合わせは同院へ。

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