富岡町の富岡第2小学校跡地を活用 帰還促進へ福祉・介護サポート拠点整備

 

 福島県富岡町が町内の富岡二小跡地に整備する福祉・介護の共生型サポート拠点施設が着工し、22日に現地で安全祈願祭が行われた。

 関係者ら約30人が出席した。宮本皓一町長がくわ入れし、工事の安全を願った。宮本町長は「帰還促進に大きな役割を果たす施設。福祉・介護政策の核として持続可能な共生型社会の実現に向け努力する」とあいさつした。

 拠点施設は公設民営型の特別養護老人ホームと、介護予防や防災、交流サロンの機能を備えたトータルサポートセンターからなる。特別養護老人ホームは木造平屋、トータルサポートセンターは鉄骨造りの平屋で、延べ床面積は合わせて3120平方メートル。特別養護老人ホームが来年3月上旬、トータルサポートセンターが来年3月末の開所を予定している。

関連記事

ページ上部へ戻る