福島県産農産物の新CMで「TOKIO課」始動 9日から放送
人気グループ「TOKIO」を起用した県産農産物の新しいテレビCMが完成した。「登場」編、「桃」編、「夏野菜」編、「水産物」編の四種類があり、9日から放送が始まる。8日に郡山市のベルヴィ郡山館で発表会が開かれた。
CM撮影は全て県内で行われた。登場編は4月に県企画調整課内に設けられた「TOKIO課」の始動を伝え、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人が県庁から県内各地に出発する。県の新しいスローガン「ひとつ、ひとつ、実現する ふくしま」をあしらった公用車で各地を回り、コメや野菜、果物、肉、魚、日本酒など県産物の魅力を発信している。
桃編は城島さん、夏野菜編に国分さん、水産物編には松岡さんが出演している。登場編は30秒、残りの3編は各15秒となっている。郡山市出身の県クリエイティブディレクター箭内道彦さんが手掛けた。
発表会には内堀雅雄知事、箭内さん、CMに出演した福島市の農業紺頼純子さん、いわき市の漁業柴田康寛さんが出席した。内堀知事は「おいしい県産品を全国で食べてほしい。自分もTOKIO課の職員として、ワクワク、ドキドキする事業を形にしていく」と語った。