東京五輪23日開幕 福島県勢勝負の夏 陸上男子の相沢晃選手

 陸上男子1万メートルの相沢晃選手(23)=旭化成、学法石川高出身=は同種目で日本人5人目の入賞を狙う。東日本大震災から10年で挑む大舞台。古里を勇気づける力走を誓う。

 東洋大では3年時の箱根から大学3大駅伝で4大会連続の区間新記録を樹立した。実業団1年目の昨年12月、日本選手権を27分18秒75の日本新記録で制し、代表に内定した。今季は6月の記録会の3000メートルや日本選手権の5000メートルでスピード感覚を養ってきた。

 トラック長距離種目はアフリカの選手が圧倒的な力を誇る。「どのような状況にも対応できる準備をしている。アフリカ勢に付いていきたい」と語る。

 同郷の名ランナー・円谷幸吉がモットーとした「忍耐」を胸に、飛躍を遂げた。円谷は1964(昭和39)年の東京五輪でマラソン3位、1万メートル6位と結果を残した。「縁を感じる。自国開催のプライドを持って臨みたい」。日本長距離界のエースが世界に名前をとどろかせる。

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