体操村上茉愛が床で「銅」 女子のメダル57年ぶり、個人では初 東京五輪
東京五輪第11日の2日、体操は女子種目別決勝の床運動で村上茉愛(24)=日体ク=が銅メダルに輝いた。体操女子のメダルは1964年東京五輪団体総合の3位以来、57年ぶり2個目。個人種目では初の快挙となった。
レスリングの男子グレコローマンスタイル60キロ級で文田健一郎(25)=ミキハウス=が銀メダルを獲得した。日本男子は52年ヘルシンキ五輪から参加した17大会連続のメダル。女子76キロ級の皆川博恵(33)=クリナップ=は3位決定戦で敗れた。
卓球は女子団体準々決勝で日本が台湾を破り、4強入り。男子団体は準々決勝進出を決めた。バスケットボール女子の日本はナイジェリアを退けて8強入りした。
野球は日本の「侍ジャパン」が準々決勝で米国と戦った。
陸上は男子走り幅跳びの橋岡優輝(22)=富士通=が日本勢37年ぶりの決勝に出場し6位だった。男子3000メートル障害決勝で三浦龍司(19)=順大、女子5000メートル決勝で広中璃梨佳(20)=日本郵政グループ=が走る。
レスリング女子68キロ級の土性沙羅(26)=東新住建=は1回戦で敗れて2連覇を逃したが、3日の敗者復活戦に回った。男子グレコ77キロ級の屋比久翔平(26)=ALSOK=は2回戦で負け、3日の3位決定戦に臨む。