ヒマワリでコロナ禍の心癒やそう 福島・大熊町大川原地区で咲き誇る

 東京電力福島第一原発事故による避難指示が2019年春に解除された福島県大熊町の大川原地区で、ヒマワリが咲き誇っている。農地保全を目的にした「大熊町ひまわりプロジェクト」の一環で、根本友子会長(74)は「コロナ禍の中、ヒマワリを見て、少しでも心をいやしてほしい」と願う。

 交流している沖縄県の団体「福島・沖縄絆プロジェクト」から贈られた種や根本会長らが用意した種を大切に育てている。初めは会津地方に、2014年から大川原地区でまいている。

 地区を通る県道いわき浪江線(山麓線)沿いの休耕田など4カ所の計約2ヘクタールに咲いており、場所によって種類と咲き具合が異なる。

 保全管理でヒマワリを植えている休耕田は来年から営農再開が可能な農地になるため、プロジェクトは今年度までとされている。

 根本会長は「規模は縮小するが、多くの人の思いが詰まったヒマワリの種を来年以降もつないでいきたい」と決意する。

関連記事

ページ上部へ戻る