福島県の課題に首都圏の若者の声反映へ 「ふくしま夢実現クエスト」都内で始まる 来年2月に成果発表
福島県は25日、首都圏の若者をターゲットにした新たな関係人口創出事業「ふくしま夢実現クエスト」(略称・ふくクエ)をスタートさせた。「ふくクエ応援会議」と題するワークショップの初回を東京・中央区で開き、福島県内の地域課題について意見交換した。
首都圏の若者に本県の地域課題の解決策を考えてもらう中でつながりを深め、将来的な移住・定住につなげるのが狙い。20~30代の参加者21人のうち、初回は11人が臨んだ。
参加者は3チームに分かれ、福島牛の活用や、人口減少地域での関係人口づくりなど、公募で寄せられた課題(クエスト)の計11項目についてアイデアを出し合った。一部課題に関しては関係者の講演も聞いた。
ワークショップは10月30日、11月27日にも開く。その後、県内の対象地域でのフィールドワークを経て来年2月にふくクエコンテストを開き、活動成果を発表する。
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