沖縄にヒマワリの種贈る 福島県大熊町の団体

 
 福島県の大熊町ひまわりプロジェクトは30日、沖縄県の福島・沖縄絆プロジェクトに大熊町大川原地区で育てたヒマワリの種を贈った。大熊の種が来年、沖縄で大輪の花を咲かせる。

 町役場で贈呈式が行われ、町ひまわりプロジェクトの根本友子会長が、福島・沖縄絆プロジェクトの鈴木伸章副理事長(いわき市出身)に種を手渡した。

 根本会長は「種をつないでいきたい」と末永い交流を願った。吉田淳町長は「ヒマワリは元気を与えてくれる」と喜んだ。鈴木副理事長は「これからも大熊と沖縄の絆を強めていく」と述べた。

 2011(平成23)年から、本県で育ったヒマワリの種を沖縄で栽培し、沖縄で育ったヒマワリの種を本県に届けている。今回贈った種は沖縄県の浦添市、北中城村、摩文仁村の3カ所に植える。

 町ひまわりプロジェクトの渡部正勝、松永秀篤両副会長も同席した。復興事業「東北復興宇宙ミッション2021」のヒマワリの前で、記念撮影した。

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