福島県浜通り15市町村の電子決済型プレミアム商品券11月1日開始

 
 福島県が浜通りなど15市町村の希望店舗を対象に実施する電子決済型のプレミアム商品券キャンペーンは、11月1日に始まる。今年度分は来年1月31日まで。5カ年事業で2025(令和7)年度まで続ける。

 県が7日、発表した。事業名は「『do!浜通り』d払いポイント還元キャンペーン」。観光客らがスマートフォンを使ってQRコード決済をした場合、現金の代わりに全国で使えるポイントが還元される。決済方法は「d払い」に限る。

 小売、飲食、宿泊など幅広い業種の店舗が対象。プレミアム率は市町村によって異なる。田村、南相馬、川俣、広野、楢葉、富岡、川内、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の12市町村の店舗は30%、いわき、相馬、新地の3市町の店舗は15%。1人当たりの還元額の上限は計1万円。

 キャンペーンは交流人口を増やし、地域消費の拡大を後押しする狙い。県は今月下旬にも特設サイトを公開する。

 県はキャンペーンに加盟する店舗を募っている。キャンペーンの内容や申し込み方法などは県商工総務課のホームページに掲載している。これまでに約3100店舗の加盟が決定している。

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