「山木屋在来そば」ブランド化、販路拡大へ振興組合発足 福島・川俣

大内孝雄会長(69)ら5個人・団体で構成している。ソバ生産者の増加や作付面積の拡大、品質の向上をはじめ、町などと連携し提供店舗を増やすための売り込みも強化する。新型コロナウイルス感染収束を見据えながら、ソバ祭りなどのイベント開催も検討する。
山木屋在来そばは、強い香りが特長。生産量が少なく、これまで幻のソバとして知られてきた。原発事故に伴い作付けが途絶えたが、2018(平成30)年度に一部で栽培を再開。作付面積は年々拡大し、今年度は8・4ヘクタールに上った。
大内会長は「先人が守り継いできたソバを多くの人に食べてもらえるようにしたい」と前を見据えている。
振興組合は29日まで山木屋在来そばの名称を募集している。住所、氏名、名称案(2つまで)、電話番号を記入し、大内会長 ファクスに送信する。
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