地鶏「川俣シャモ」使い防災食「肉だんごスープ」開発 福島県川俣町の福田小6年生

 

完成した商品を紹介する福島県川俣町の福田小児童ら

 

2022/03/15 17:00

 

 福島県川俣町の福田小(神尾孝弘校長)の6年生は、町特産の県認証ブランド地鶏川俣シャモを使った防災食「肉だんごスープ」を開発した。子どもたちがアイデアを出し合い、災害時に少しでも前を向けるようおいしさにもこだわった。児童は15日、町に備蓄用として200食を寄贈した。

 6年生の全10人が防災教育の一環で取り組んできた。町農業振興公社が協力し、味付けなどを監修。「塩味」と「すき焼き風味」の2種類を完成させた。レトルトパックで常温保存でき、賞味期限は1年半程度。災害時のみならず、日常の食卓に並べてもおいしく味わえるという。

 

関連記事

ページ上部へ戻る