17期生18人、新生活始まる JFAアカデミー福島 Jヴィレッジで入校式
夢に向かって決意を新たにする17期生
2022/04/07 09:32
世界で活躍する夢を描く永山慶輔さん
日本サッカー協会(JFA)の選手育成機関「JFAアカデミー福島」男子の17期生となる18人の入校式が6日、Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)で行われ、世界を見据える選手の育成がスタートした。
JFAの須原清貴専務理事があいさつし、鈴木正晃副知事と遠藤智広野町長が祝辞を述べた。県サッカー協会の菅野貴夫会長が激励した。サッカー日本代表の森保一監督からのビデオメッセージも披露された。
18人のあいさつに続き宮城県出身の佐藤大翔さん(12)が「何事にも自信を持ち、ポジティブな姿勢でサッカーに取り組む」と決意を語った。
入校式後、広野町サッカー場で初練習が行われた。ボールを利用したトレーニングと試合を行い、選手たちは気迫のこもったプレーを見せた。
18人の出身地は秋田県や岡山県など10県。広野町の柊寮から広野中に通学する。JFA認定コーチ陣の指導を受け技術を磨く。
JFAアカデミー福島男子は東京電力福島第一原発事故後、静岡県に練習拠点を移していたが、昨年、10年ぶりに広野町での活動を再開した。
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本県からは永山慶輔さん(12)=小名浜三小出身=が入校した。スピードを生かしたプレーが持ち味。世界の舞台で活躍する夢を描いており、「全国から集まった仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張りたい」と意欲を示した。