福島県沖地震被災、飯舘の綿津見神社 福島と兵庫の神道青年会が復旧応援
復旧作業に汗を流す深谷(左)、千種両会長
2022/05/19 09:20
3月に発生した福島県沖地震で被災した飯舘村の綿津見神社(多田宏宮司)の復旧を後押ししようと福島、兵庫両県の神道青年会は18日、境内でボランティア作業に取り組んだ。
両青年会から計約30人が参加し、清掃や損壊した石柱の移動、撤去などに汗を流した。福島県の深谷瑞比古会長(会津若松市)は「福島に思いを寄せてもらいありがたい」と述べ、兵庫県の千種太陽会長は「甚大な被害を目の当たりにした。継続的な支援をしていきたい」と語った。
一行は同日、相馬、南相馬両市の神社でも復旧作業に当たった。
両青年会は阪神淡路大震災発生時、福島県の会員が支援に駆け付けたのを契機に相互協力を続けている。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後には兵庫県の会員が応援に訪れ、復興支援に尽力した。