いわきサンシャインエール仕込み よい仕事おこしネットワークと福島県いわき市など

 

「いわきサンシャインエール」の仕込み作業をする川本理事長(左端)、台理事長(右から4人目)ら

 

2022/06/06 21:05

 

 東京都の城南信用金庫など全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」と福島県いわき市や首都圏にある企業などは今夏、連携していわき産のコメなどを使ったクラフトビール「いわきサンシャインエール」の製造・販売に取り組む。6日に東京都のレストラン兼ビール醸造所の羽田スカイブルーイングでビールの仕込み式が行われ、関係者が団結してコロナ禍や物価高騰などの困難を乗り越えようと誓った。

 新型コロナウイルスによる産業への打撃やロシアのウクライナ侵攻による海外産の原料の高騰などを受け、「よい仕事おこしネットワーク」が特産品を使った商品作りを通して全国各地の活性化などを目指す事業。ビールの製造を担う東京都の企業・大鵬や市内のスパリゾートハワイアンズとひまわり信用金庫などと協力して、いわき産のコメ「いわきライキ」を原料にした新しいビールを首都圏で売り出す。

 仕込み式では、城南信用金庫の川本恭平理事長がビールの完成に合わせて地元の料理も楽しむ「いわきデー」を開催する考えを示した。ひまわり信用金庫の台正昭理事長が「全国有数の日照時間で育まれたコメから作られるビールの完成が楽しみだ」とあいさつした。スパリゾートハワイアンズのフラガールの小林美穂さんと水上桃子さんがいわきの魅力をPRした。県東京事務所の細川了所長、いわき市東京事務所の江尻卓資所長らが出席した。

 ビールは7月にも完成し、数量限定で羽田スカイブルーイング、日本橋ふくしま館MIDETTEなどで販売する予定。

 

関連記事

ページ上部へ戻る