釣りやトークで福島県産水産物の魅力実感 相馬市で復興庁イベント

 

ヒラメの5枚おろしに挑戦する子ども(右)。左端は小島よしおさん

 

2022/08/08 16:14

 

 復興庁の「親子ヒラメ釣り大会&おさかな祭りin相馬」は7日、福島県相馬市の浜の駅松川浦などで催された。県産水産物の魅力と安全性を広く発信し、風評払拭につなげるイベント。相馬沖での釣り大会と、浜の駅駐車場でのステージイベントの2部制で開催した。

 釣り大会には、事前予約した小学4年~中学3年までの子どもと保護者12組が参加した。釣り船3隻に分乗して午前6時30分に相馬港を出発。釣りアイドルの晴山由梨さん、新妻秀規復興副大臣も乗船し、相馬沖でヒラメ釣りに臨んだ。

 ステージイベントにはタレントの小島よしおさんが登場し、釣り大会で大物を釣り上げた親子3組を表彰。相馬双葉漁協の漁師石橋正裕さん=同漁協相馬原釜地区青壮年部長=、県水産海洋研究センター主任研究員の榎本昌宏さんとのトークショーも繰り広げた。3人は福島県の漁業復興や風評払拭への取り組みを紹介しながら「福島に直接足を運び、常磐ものといわれる福島県の海の幸のおいしさを味わってほしい」と呼びかけた。

 小島さんは会場を訪れた親子とともに「ヒラメの5枚おろし」にも挑戦し、会場を盛り上げた。

 

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