「福島学」を学ぼう 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館が10月に体験プログラム開講

 

2022/09/06 09:15

 

 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館は10月から、中高生を対象とした研究体験プログラム「福島学カレッジ」を初めて開講する。地震や原子力災害について学びを深め、本県復興を考える機会とする。30日まで受講者を募集している。

 伝承館上級学芸員の開沼博東京大大学院准教授らが講師を務める。開沼准教授らの助言を受けながら研究の計画や手法を考える。

 館内の見学や講義、フィールドワークなどを行い、研究成果を発表する。10月15日に開講し、来年2月まで全5回(各回1泊2日)、計10日間の日程で実施する。

 定員は中高生10人程度。参加費は保険・教育費として3000円。宿泊料や食事代は伝承館側で負担する。インターネットの特設サイトなどから応募できる。

 

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