大堀相馬焼と台湾メーカーがタンブラー、ビールを共同開発 年明けに福島県内で販売
3窯元と商品開発したウィニーさん(左から2人目)
2022/12/13 09:48
大堀相馬焼の窯元と台湾のクラフトビールメーカー「臺虎精釀(タイフーブルーイング)」は、ビアタンブラーと、原料に米こうじを加えたクラフトビール「SAKE ALE」を共同開発した。お披露目会が12日、福島市で開かれた。
大堀相馬焼の海外販路開拓のため、デザイン制作会社のセメントプロデュースデザイン(本社・大坂、東京)が企画した。あさか野窯(郡山市)、錨屋窯(白河市)、京月窯(福島市)が協力し、3種類のタンブラーを制作した。3窯元の特徴を出し、二重構造で保冷効果を高めた。
価格はタンブラーが7700円、ビールが500㍉㍑入りで3850円(いずれも税込み)。年明けに県内で販売する予定。臺虎精釀の最高経営責任者(CEO)ウィニー・シュさんはクラフトビールについて「日本酒をイメージして作った。コメの香りを楽しめると思う」と話した。