純米吟醸「鹿狼山」の新酒16日発売 福島県新地町の特産品 試飲会で出来栄えを確認

 

16日から販売される「鹿狼山」の新酒

 

2022/12/15 17:39

 

試飲会で乾杯し、今年の新酒の出来栄えを確かめる関係者

 

福島県新地町の特産品として親しまれている純米吟醸酒「鹿狼山」の2022(令和4)年の新酒が完成した。16日から町内の酒店やコンビニエンスストアなど4店舗で販売する。

 「鹿狼山」は、町特産品振興協議会が会津坂下町の曙酒造に委託して毎年製造しており、今年で誕生から28年目を迎えた。掛け米に新地町産「ひとめぼれ」、こうじ米には会津産「五百万石」を使っている。おりが入ったまま瓶詰めした「おりがらみ無濾(ろ)過生酒」は、雑味がなくフレッシュで爽やかな口当たりが特徴で人気がある。

 同協議会は14日、町内の鹿狼の湯で関係者による試飲会を開き、今年の酒の出来栄えを確かめた。同協議会長の後藤顕一町商工会長が「今後も地元の銘酒として愛されるよう発信していく」とあいさつ。大堀武町長、遠藤満町議会議長も祝辞を述べ、新酒の味に期待を込めた。

 「鹿狼山」は、価格が1・8㍑入り3040円、720㍉㍑入り1670円(いずれも税込み)。数量限定で売り切れ次第、販売終了となる。

 

 

 

関連記事

ページ上部へ戻る