アルゼンチンW杯優勝祝う 福島県川俣で祝勝会 「コスキン・エン・ハポン」通して交流

 

歌や踊りでアルゼンチンの優勝を祝う町民ら

 

2022/12/19 23:29

 

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会でアルゼンチンが優勝したのを受け、同国とゆかりの深い福島県川俣町の中南米音楽関係団体は19日、町鶴沢公民館で祝勝会を開催し、喜びを分かち合った。

 町民ら約50人が参加した。中南米音楽の演奏、華やかな衣装を身にまとった踊りを繰り広げた。アルゼンチン国民が36年ぶりの栄冠に歓喜する様子をまとめた動画も上映され、勝利の余韻に浸った。

 町は毎年秋の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」を通して40年以上、同国と交流を深めている。今回のW杯では、町内のケーナの響くまちづくり実行委員会(斎藤寛幸会長)が中心となり「ファーナス・デ・アルヘンティーナ(熱狂的なアルゼンチン応援団)コスキン川俣」を結成した。

 応援団長を務めた斎藤会長は「町民の声援はカタールに届いたはず。今後とも応援を続けたい」と語った。

 

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