自然栽培米と燻製稲わらを発酵 クラフトサケ22日発売 福島県南相馬市の酒蔵「ハッコウバ」

 

つちや農園のコメと燻製した稲わらを一緒に発酵させたクラフトサケ「わらわらしやがれ」

 

2022/12/22 09:32

 

 福島県南相馬市小高区の酒蔵「haccoba(ハッコウバ)」は22日、クラフトサケ「わらわらしやがれ」を発売する。東京都の飲食店「高崎のおかん」とコラボレーションし、猪苗代町のつちや農園の自然栽培米と燻製した稲わらを一緒に発酵させた。

 つちや農園は田んぼで毎年オリジナルの「はざ掛け」を行っている。今年は「ヤマタノオロチ」と題して作るなど芸術的に仕上げている。ハッコウバは田んぼの全てを酒で表現しようと、高崎のおかん店主の高崎丈さん(双葉町出身)と連携し、コメと稲わらを使った味わいを探った。

 スモークビールをヒントに、コメの味わいの余韻に燻製香を感じるようにした。冷やしても熱かんでも楽しめる。

 500㍉㍑入りで3300円(税込み)。ハッコウバのオンラインストアや店頭、セブン―イレブン南相馬小高店、東京都の発酵デパートメントで扱う。詳細はハッコウバのホームページから確認できる。

 

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